uyuni9

(「機関車の墓場」にて) 

 

4月12日、いよいよラパスからウユニへやってきた。

まずはラパスからオルーロの街へバスで約3時間半、

その後列車に乗り換えて約7時間。

夜の10時半過ぎにウユニへ到着した。

 

オルーロからウユニへの列車は、出発するとすぐに

ウルウル湖という湖の中を走る。

その様子はまるで『千と千尋の神隠し』の1シーンみたい。

 

列車に乗り、席に着くと同じ車両に乗っている日本人の旅行者とすれ違った。

 ウユニ塩湖を周る際は、旅行会社のツアーに申し込むのが一般的で、

日帰りから5日間ぐらいまで、各旅行会社が様々なツアーを出している。

ウユニまでもうすぐ、という所まで来たものの、

私たちはどんなツアーにするか決めかねていたので、

その日本人の2人にご挨拶を兼ねてお話を聞いてみることにした。

 

2人は兄妹で、お兄さんはJICAの青年海外協力隊の

職員としてボリビアで働いているこうじ君と、

日本から遊びに来ていた妹のれいこちゃんだった。

JICAの職員としてボリビアで働いているといったら、

わたしと同じ地球探検隊の隊員も参加している

『どブログ』ボリビア特派員、ボリ子さんと同じ!?

するとこうじ君、なんとボリ子さんとはJICAの同期で、

しかもボリ子さんを通して地球探検隊員のわたし達が

ボリビアに来ることを聞いて知っていたのだという。

 

偶然はさらに続き、こうじ君自身も実は地球探検隊の隊員で、

私たちの航空券の手配をしてくれた(例の2週間前の予約である)

トミーさんの事も知っている。

そして妹のれいこちゃんは、私たちと同じ4月7日の

アメリカン航空成田発ダラス行きの便に乗っていた事も判明。

これはもう偶然とは思えない、

会うべくして出会った(と私たちは思っている)

こうじ君改めボリ男くん、れいこちゃん改めボリ妹ちゃん

とともに3泊4日のウユニ塩湖ツアーへ出発することになったのだ。