クスコからマチュピチュへはいくつか行く方法がある。


一般的なのは

クスコからマチュピチュの麓の街、アグアスカリエンテス

まで列車で行き、バスに乗り換えて遺跡入り口へ行く。


【スケジュール】

   クスコ発 6:00~6:15

   アグアスカリエンテス着 09:38~10:12

   バスに乗り換えて遺跡入り口着 10:30~11:30


【料金】

   ビスタドーム(車両上部がガラス張りでパノラマが楽しめる)

       往復 大人 101.15ドル

   バックパッカー

       往復 大人 66.45ドル


マチュピチュへ日帰りで観光できるが、この方法だと帰りの列車が

アグアスカリエンテスを出発するのが15:00~15:30の為、

14:00過ぎにはマチュピチュを出て、バスに乗らなければ

ならず、 遺跡を見られる時間は3~4時間ほどしかない。


わたし達は一応時間には余裕があるので、一般的な

バックパッカーのルート(3日間コース)で行くことにした。


【スケジュール】

 1日目  

   お昼過ぎにクスコを出発

   クスコからウルバンバまでローカルバス利用(3ソル)

   ウルバンバからオリャンタイタンボ行きバスに乗り換え(1ソル)

   オリャンタイタンボから列車でアグアスカリエンテスへ(往復40ドル)

   アグアスカリエンテス泊


2日目

  朝6:00アグアスカリエンテスを出発

  バスでマチュピチュ遺跡入り口へ(往復12ドル)

  7:00マチュピチュ到着。

  ~ 終日マチュピチュ観光 ~

  アグアスカリエンテス泊


3日目

  朝5:45アグアスカリエンテスから列車でオリャンタイタンボへ

  オリャンタイタンボからバスでクスコへ(5ソル)

  午前中にクスコ到着


この方法だと往復の交通費が安くすむうえに、

マチュピチュで丸1日過ごすことができる。

また朝1番に入場できるので、クスコから列車で到着する旅行者で

混み合う前の空いている時間にゆっくり遺跡を見ることができるのだ。


4月26日のお昼過ぎに出発したわたし達。

ウルバンバ行きのバス乗り場へ向かうと、なんとこの日は

ストライキがあってバスがないと言う!(またか・・・)

そこでウルバンバへ行く地元の人たちとタクシーをシェア

することにし、乗用車バンタイプに7人の乗客が乗り込み出発した。


しかし一緒に乗り込んだウルバンバに住むカップルの話では

ウルバンバからオリャンタイタンボへのバスも

やはりストライキで運行していないらしい。

不安を抱きつつウルバンバに到着すると、そのカップルが

オリャンタイタンボへ向かう地元の人用の乗合タクシーを

見つけて教えてくれた。

こうしてワゴン車(ハイエース。日本では8人乗り)に

20人を超える乗客を詰め込みオリャンタイタンボへ出発した。


車内は学校帰りの子供たちや地元のおばちゃん、おじさんが

乗っている。子供たちは珍しそうにこちらを見ては、

こそこそ内緒話をしていたが、そのうち1人が話し掛けてきて、

スペイン語と英語と日本語のミックスで話し始めた。


オリャンタイタンボ


これは日本語で何って言うの?

これは日本でいくら?

歳はいくつ?仕事は何?


言葉はわからなくても、ゼスチャーや単語だけでも

なんだかんだで結構分かり合えたことがうれしかったし

とても楽しかった!


オリャンタイタンボの町に着くと、子供たちが町の中を

案内してくれた。こうして無事に駅に到着したわたし達は、

列車に乗り込み、アグアスカリエンテスの町に到着した。


明日はいよいよマチュピチュだ!