オアハカのシンボル『サントドミンゴ教会』



厳粛な信仰の場である教会へは、普段あまり立ち寄らない

わたし達もここは必ず行こうと2人で話していた。

1575年から100年以上かけて建造された教会に

入ってまず圧倒されるのは、天井の浮き彫り、「生命の木」



どうしてもうまく写真に撮ることができなくて

わかりづらいのだけど、聖ドミンゴを中心とした

聖者の相関図を1本の木で表現しているそう。

木の枝にぽこぽこと聖者が生えている。


正面の主祭壇



金箔や宝石や様々な彫刻や絵画で飾られた内部は

とても美しいと同時に、時間の重さやその厳粛な雰囲気に

圧倒されそうになる。

だからこそ、これまで教会にはあまり立ち寄らなかった

のだけど、ここは違っていた。

静かな空気の中、椅子に座っていると

なぜだかとても落ち着いた。

こんなに長く教会にいるのは初めてのことだった。