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帰国して約2週間が経った。
2ヵ月半で4カ国をまわった旅は濃~い毎日で、
満喫して満足して帰国した。
少し経って懐かしく思い出す場所は
なんと言ってもやっぱり南米。
特にボリビアだ。
人も時間もまったく別世界。
標高3700メートルの高地の上、急な坂道ばかりで
歩くだけで息が切れるし全身筋肉痛になったラパスの街。
その上通りのあちこちでは怪しげな奇妙なものが売られている。
民族衣装で背中に荷物や赤ちゃんを背負ったおばちゃん達が
魔除けに使うリャマの胎児のミイラやカエルのミイラや香草や
怪しいパッケージの薬を並べていたり、メルカドに行けば
羽をむしられた丸ごとの鶏肉がずらりとぶら下がり、
野菜や香辛料や生肉の匂いでむせそうになったり。
人々はめちゃくちゃに道路を横切るし、車もガンガン割り込むから
クラクションがうるさすぎて、それで毎朝目が覚めたり。
ぐっちゃぐちゃの雑多なラパスの街がとても懐かしい。
時間と予算の関係で行くことができなかった
チリのイースター島やアルゼンチン。
ペルーやボリビアももう一度行ってみたい。
っていうか、絶対にまた行くぞ。南米。
その時までしばらくの休憩。
がんばって働きますわ~。
(リャマの胎児のミイラ)
※ボリ子さんからの情報 だと、つい最近までのラパスは
大規模なデモや道路封鎖などでかなり不安定な情勢が
続いていたようです。わたし達も途中の町でストライキが
あって、ラパス出発が1日遅れたけれど(→こちら)
陸路が封鎖されたために、ラパスに滞在していた人達は
ホテルからも出られず2週間近くも缶詰状態だったそうだ。
あの時より遥かに混乱して危険な状況だったみたい。
ボリビアの国の発展と平和と安全を願うばかり。
ボリ子さん、ボリ男くん 、気をつけてがんばって!
この旅に持って行った音楽のなかで、
結構ツボにはまってしまったのが「あいのり」の主題歌。
ゆずの『始まりの場所』からスピッツの『スターゲイザー』
まで全5曲のあいのりシリーズ。
7時間、8時間かけて移動するバスの車内で
窓の景色を眺めながら聴いていると
妙に曲の世界に入り込み、まるでラブワゴンに
乗っちゃったような気分になったものだ。
ちなみにhitoのお気に入りはI WISHの『明日への扉』。
わたしはELTの『fragile』。
もう1つ。
しみじみ良い歌だなぁ~と思ったのは
『桜坂』
日本人らしい情緒というか繊細さ。
外国(それも情緒という言葉とは全く正反対のラテンアメリカで)
で聴くと余計に日本が懐かしく感じられたものだ。
このさくらシリーズや月9シリーズなど日本語の歌をたくさん
用意していったけど、この旅のテーマ曲はやっぱり
オレンジレンジの『ミチシルベ』。かな。
Go! Ways 生まれた芽を背中に
Go! Ways 風に身をまかせて
Go! Ways 一歩踏み出す場所
しるされた道をひたすら進め
ダントツのNO.1はこれ!
コイルヒーター
南米用に200~240Vを購入。
秋葉原の坂口電熱で確か3000円弱ぐらい。
おかげでどこでもあっという間にお湯が沸く。
たぶん1分半ぐらい。
生まれて初めて高山病を体験したプーノで。
揚げ物続きで胸やけしたラパスで。
暖房がないから手足を冷たくしながらプチ沈没していた
ラパスのホテルでは毎日。
日本から持参した緑茶、コーヒー、お味噌汁を飲むひとときは
心も体も暖まり、本当にシアワセだった。
マチュピチュへ出かける日の朝、
わざわざ持って行った「アルファファ米(わかめご飯)」と
「永谷園 松茸の味お吸い物」の美味しさも忘れられない。
それもこれもすべてコイルヒーターのおかげなのです。
旅のお供に自信を持っておすすめします!